「アドフラウド」-マーケティングで知っておくべきワード

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アドフラウドは、「自動で動くAIやbotなどを利用してあたかもユーザーが利用して発生したインプレッションやクリックだと誤認識させ、広告効果を誇大化する手法」を意味します。直訳すると「広告不正」です、日本語で一番マッチするのは「水増し」ですね。

日本では、どちらかというとCVがもっとも重要であるとしてマーケティングをおこなっている会社が多いためクリックやインプに対して思ったほど意識を持っていない方が多いですが、海外では認知も最重要指標となっており、こうした劣悪行為を許すわけにはいかず、対策が多数練られています。

広告配信サービス会社側でも多数の処置が取れられているようですがうまくいっておらず、この対策のための会社も何社か出てきました。

アドフラウドの影響度について

国内市場だと5%前後、海外の事例では全広告配信のうち20%がアドフラウドだと言われています。また国内全広告売り上げの5%と考えると459億円ほどがアドフラウドによる水増しです。アメリカデータでは、アドフラウドで1,800億円も被害が出ています。

ここまで考えると、なぜ対策をもっと徹底しないのかとなりますが…Googleさんは少し早い動きを見せていてアドフラウド対策会社「Spider.io」を買収しています。今後Googleを中心に対策が進むのではないでしょうか?ちなみに日本では、「Momentum」がアドフラウド対策会社としては有名です。

アドフラウド対策の仕組み

様々な仕組みが取られていますが、基本的にはシステムが「ユーザーのブラウザの特徴や行動情報を判断して、botなのかそれともユーザーなのか」を判断しています。

しかしbotも昔のように単純ではないので、ユーザーに近い動きをするものもあり、なかなか完璧に判断することができません。これは今後の協業や仕組みづくりで対策できてくると思うので時間の問題ですね。

例えば、「ブラウザのfirefoxとMomentumが協業しユーザーのリアルデータを集めてより良いシステムを作る」とか、「東京大学とSpider.ioが協業し、ユーザー心理から考えるありえない行動をまとめる」とか…ビックデータが集まれば可能そう…。

そして根拠もなく書いているだけで僕の架空の想像ですが、このデータは他のマーケにも活かせそうで羨ましいです。

 

こういったあくどい手法はどんどん機械化で淘汰されていくはずです。まずはこのアドフラウドという言葉と、「あなたのサイトに訪れているのはbotかもしれない」ということは頭の片隅に置いておいてください。