あるべき求人サイトSEOの考え方|インハウスの取り組みと改善の注意点を紹介

GraphicMama-team / Pixabay SEO

求人サイトってSEO頑張るかどうかでアクセス数にすごい差が出ますよね…

今回は、SEOコンサルを行なっている僕が考える求人サイトのサイト最適化アイデアをご紹介します。

まず基本的なチェック項目をご案内

求人サイトだけではなく、通常のSEOとしても必要な項目が満たされているかまずは確認しましょう。

  • titleを各ページユニークに、対策キーワードを意識して設定する
  • 対策キーワードをコンテンツにちりばめる
  • h1タグの設定
  • サイトマップの送信(サーチコンソール導入)
  • パンくずリストの追加
  • meta descriptionのユニーク化
  • http → https(SSL化)
  • コピーコンテンツは入れない
  • MFI
  • カノニカルをつける

こちらができている前提で次に進みます。

今求められている!求人サイトのSEO的な改善案

さてここからが具体的な改善案です。

エリアキーワードを詰め込みすぎない、タイトルで求人サイトだと分かる仕組みを作る

よくあるのが、「このエリアもこのエリアも取りたいから、タイトルタグに全部入れちゃえ」という考え方です。これ、場合によっては正しいこともあるのですが、取りたいエリアが違いすぎると求人一覧の情報もぐちゃぐちゃになり意味がありません。

また細かい話ですがタイトルが長くなりすぎると

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求人という言葉が省略されてしまうので、クリック率が悪くなりアクセス数が減少します。これではせっかく上位表示してもタイトルに「求人」が見える2−3位のサイトに流入してしまいます。

検索結果の見え方を意識していないとこういったマイナスになる対策もしてしまうので注意しましょう。

メタディスクリプションは、自動吐き出しをする、無駄な時間を使わない

メタディスクリプションを最適化する、それぞれユニークにするというのはよく言われる手法です。ただ、大規模サイトの場合最適化している暇もないし、ディスクリプション自体にSEOの大きな効果はなくなってきているので、時間をかけても費用対効果が悪いです。

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そのため、エリア名とかカテゴリー名を自動吐き出しし、後の文章は同じで問題ありません。申し込みやアフィリエイトの報酬単価が大きいエリアのWebページだけ流入が検索からより増えるように検索結果での見え方を意識しユニークなディスクリプションを設定する、、、、それくらい最後の改善で問題ありません。

求人一覧ページに出来るだけオリジナルコンテンツを追加する

求人一覧ページは求人だけではなく、オリジナルコンテンツを追加することも大切です。

例えばマイナビさんの場合はエリアごとにユニークなコンテンツを準備しています。

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引用:https://kango.mynavi.jp/r/pr_kanagawa/

自動生成コンテンツではなく、このような読み応えのあるコンテンツを準備することで検索順位上昇を見込めます。

よく求人一覧の下に小さくコンテンツを追加している会社も多いですが、できればマイナビさんのように読み物として成立する(求人一覧の上に出していても恥ずかしくないレベル)ものを準備するようにしましょう。

求人サイトのSEOで、上位に来るかどうかは求人数に依存する傾向がある

テクニカルなことはできますがやはり、求人サイトの上位上昇率に一番大きい影響を与えるのが掲載求人母数です。

例えば、「横浜 看護師求人」の場合

  1. indeed 1835件
  2. 看護roo 1383件
  3. タウンワーク 281件
  4. とらばーゆ 58件
  5. はたらいく 38件

このように掲載数に基本的には比例して上位表示しています。(もちろん例外もありますが)

なぜこのように掲載数に応じて上がっていくかというと、検索ユーザーは「できるだけ多くの求人の中から自分にとって良い案件を探したい」と思っているからたくさん情報がないと困るわけです。1位のサイトに2件しかなくて、2位に200件あったら1位がどれだけいい2件を紹介していたとしてもやはり大多数はたくさんの情報をチェックしたいと思います。

Googleもそういう考え方で、基本は情報量が多いコンテンツが上がるというのが現状です。

各求人コンテンツは、他の求人サイトからのコピーを禁止する

ここはSEOにとってかなり肝になるのですが求人サイトは残念なことに

  • 他の求人サイトに出した内容をコピーして入稿
  • なんなら画像も同じものを流用して入稿

というのが常です。これは人事も毎回考えるのが面倒ですし、その方が楽なので僕も人事ならそうしたいなと思います。

ただ、SEO的にはやっぱりよろしくありません。ユニークな文章で作ることで、他媒体との差が作れるだけでなくその企業名で調べた時に上位に来る可能性があるので「エリア名+求人」以外からもSEOでのアクセス流入が見込めます。

依頼してくれる会社さんの名前でアクセスが見込めれば、求人数が多ければ多いほど結構アクセスが増えると思います。

スマホのUIを意識してデザインする

MFIが今後スタンダードになるので、求人サイトもスマホを意識して作っていく必要があります。

  • 文字サイズ
  • 画像サイズ

をユーザーが使いやすくするのは必須です。アクセスする年齢層によってどうやったら見やすいかを意識してサイトを作ることで離脱率低下にも繋がります。

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SEOは「ただ文字を書けばいい」という時代からUI・UXを意識するという考え方に変わってきています。

また申し込みなどもスマホで簡単にできるような設計にしていないとCVRが格段に下がります。

よくあるのが「登録の段階からかなりの情報入力を強いるサイト」です。これは、ユーザーにとって、めんどくささを植え付けるだけで場合によっては登録されず離脱となってしまいます。

基本的には、登録させてから追加で入れさせた方がユーザー離れ率は減るので、まず登録は最低限の情報のみ入力してもらい会員登録後に必要な情報を聞きましょう。

最近やってもあんまり効果を感じないもの

最近やってもあんまり効果を感じないものは以下の2点です。

パンくずリストに対策キーワードを含める

パンくずリストに無理やり対策キーワードを含めるというのもSEOの対策の1つですが最近これをしてもあまり順位変動を感じなくなりました。効果がある場合もあるとは思いますが最近は完全推奨はしていません。

例)正社員求人 > 東京求人 > 渋谷求人 > 渋谷駅5分求人

というように無理やり求人というワードを含める形をやることも多いと思いますが最近はこれによりカテゴリーページが大幅に上がったという例は少なくなってきたように感じます。

ただ僕も運用の中で設定することはあるので、細部までこだわる時間があるときにやるという考え方で良いと思います。

ただ適当に入れたオリジナルコンテンツ

これは、よくポータルサイトの一覧下に適当な文字コンテンツを詰め込んでいるサイトのことをさしています。

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実際これ、キーワードによってはしっかり上がるのですが難易度が高いキーワードだと意外と効果が薄くなってきたように感じます。

文字サイズを最小限にして詰め込んだ文字羅列は、誰にとって必要なのかわかりませんし、Googleの目指すべき世界と対極に行っているので読み物として成立する文章を入れる必要があります。

求人サイトのSEO注意点

求人サイトは、SEOをどのメディアでもやっていますが注意しなければいけないことも多いです。正直、今までいろんなサイトを見てきた中で感じたのは、「人間性みたいなところを注意するのが一番大事」ということです。

サボろうとすればいくらでも出来るけど、いつか痛いしっぺ返しがくる

求人サイトのSEO、サボろうと思えばいくらでもサボることができます。

  • 順位チェックだけする
  • 競合が強いと言い訳する
  • SEO業者に丸投げ
  • 被リンクを購入して、サイトを押し上げる

でもこれで得た結果は、Googleの中では長続きしません。ご存知の方も多いと思いますが、昔リブセンスさんも検索結果から除外されて大変なことになりました。

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リブセンスさんが外部SEO対策をしていたかどうかという確固たる理由はないですがネットではそうと騒がれていました(実際にやっているとご紹介しているわけではありません)。上記のように、いきなりアクセス数がガタッと落ちてしまうことがあるというのをお伝えしたいのでニュースを参考例に紹介しております。

求人サイトほど団結感が必要なポータルサイトはない

求人サイトは、掲載数やユニークコンテンツをどれだけ入れられるかが大事です。インハウスSEO担当が1人で頑張っても結果を出すことが難しいです。

誰かに任せておけばいいよと考えている求人サイトで成功しているのを僕は見たことがありません。

団結感を持って、

  • 営業は、新規求人をひたすら獲得しに行く
  • 記事担当は、求人内容をコピーさせない
  • SEO担当は、サイトを最適化する
  • 広告運用担当は、営業が一つでもインバウンドで営業できるように努める

こういった活動を都度話し合いながらゴールがいつの間にか脱線しないように進めていきましょう。

インハウスSEOは、その調整役を担当することも立派なSEO対策です。

まとめ:求人サイトのSEOは甘くない!

求人サイトのSEOについて触れて行きました。ビックワードで上位表示すれば、たくさんのアクセス数と収益を手に入れることができるのが求人サイトの強みです。

時代とともに、最適化をしっかりしないと上がらない時代になってきました。サボらず目の前の成果に向けて対策を行いましょう。