クラウドPOSレジを比較!初導入におすすめのサービス4社を紹介

dutchpirates / Pixabay Company Research

飲食店や小売店など、お店を運営するときに必要なものがレジ。売り上げを記録してくれるので、何が売れたかを後で確認するこができます。

しかし、「売り上げの管理をもっと楽にしたい」「せっかく内装をおしゃれにしたのに、レジだけ浮いてしまって雰囲気を壊してしまう」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。

そんな悩みを解決してくれるのが「クラウドPOSレジ」。安価に導入できて、シンプルでおしゃれ。また従来のレジに比べて、クラウドPOSレジはタブレットやスマホなどを使っているため場所を取らず、すっきりして見えます。

この記事では、クラウドPOSレジのメリットや、これからクラウドPOSレジを初めて導入する人向けにオススメの4社を比較・紹介します!

クラウドPOSレジとは?安価で導入可能な、インターネットに接続されたレジ

まず、クラウドPOSレジとはどのようなものなのでしょうか。

POSとは「Point of Sales(販売時点情報管理)」の略。つまり商品の売れ行きをリアルタイムで確認・管理ができるもののことです。

従来のレジ(メカレジといいます)は、基本的な機能はお会計とレシートの印刷のみ。金額などの打ち込みは手動で、「その日にどの商品がどれだけ売れたか」「その日の売り上げはいくらか」なども手動で営業終了後に計算する必要がありました。

メカレジと違ってPOSレジはインターネットに接続されており、売れ行きをすぐに確認できるほか、売上集計機能や自動精算機能なども付いています。これによりレジ締めにかかる時間がかなり短縮されました。

しかし、POSレジの導入には100万円以上の非常に高いコストが必要。またサーバー保守のための維持費用も高額で、大手企業やお金に余裕がある企業にしか導入できませんでした。

そんな中、iPadなどのタブレットやスマートフォンが普及し、これらを活用したクラウドPOSレジが登場。レジの導入・維持費用を大きく下げたのです。

クラウドPOSレジは、タブレット本体があればレシートプリンタやキャッシュドロワーなど15万円ほどで導入可能。また後述する軽減税率対策補助金を使えばさらにその費用は抑えられます。

維持費も無料のものから月1万円程度と、大幅にコストを削減することができるのです。これにより、比較的小規模な店舗でもレジの導入がしやすくなりました。

安くて便利なだけじゃない。クラウドPOSレジのメリットは「省スペース・簡単」

安価に導入できるクラウドPOSレジ。しかし、クラウドPOSレジを導入するメリットはコスト面だけではありません。

  • スペースを取らない・持ち運びができる
  • 簡単に導入でき、簡単に使える
  • 売り上げデータをグラフ化・分析ができる

一つづつ見ていきましょう。

小型・軽量化により省スペース・持ち運びが可能に

従来のメカレジやPOSレジは大きく、また重たいものばかり。そのため設置にはかなりのスペースが必要で、また間に入ったほこりなどを掃除しようと思っても、重たくて動かせないというデメリットがありました。

クラウドPOSレジはタブレットやスマートフォンをそのままレジとして利用できるため、従来のレジに比べてかなりスペースを省くことができます。これによりレジ周りをスッキリ見せることができるのです。また、軽いため掃除も楽にできます

さらに、レジが小型化したことで持ち運びができるように。これにより客席でそのまま会計できるほか、イベントで出店するときにも使うことができるようになりました。

簡単に導入でき、簡単に使える

クラウドPOSレジを導入するにあたって他にも気になるのが、導入と使用の難しさについて。せっかく安価で小型になっても、使えなかったら意味がありませんね。

クラウドPOSレジの導入は、アプリをダウンロードするだけで使うことができます。パソコンやスマートフォンなど機械がまったく使えないとなれば話は別ですが、インストールだけなのでとても簡単です。

また使用するにあたって、クラウドPOSレジは直感的な操作性をしているため、簡単に使い方を覚えることができます。特に若いスタッフはスマホやタブレットの使用に慣れているため、同じような感覚で使用できて教育の手間が減ったという事例もあるようです。

売り上げデータをグラフ化・分析ができる

どの商品がどの時間帯に多く売れたかなど、売り上げに関するデータを知ることができれば、そこから改善策を考えることができますよね。

従来のレジではこのようなデータ収集は面倒でしたが、クラウドPOSレジなら簡単にデータを集めることができます。またこのようなデータをグラフ化して表示してくれるので、視覚的に分析することができるのです。

自社の強みや弱みを理解しておくと、それを伸ばしたり改善することで、さらに売り上げを伸ばすことができます。

軽量・小型ゆえに落としやすいのがデメリット

ここまでの内容だけだとメリットしかないように思えますが、クラウドPOSレジのデメリットも存在します。それは、従来のレジに比べて落としやすく壊れやすいこと。

従来のレジは大型で重いため、基本的には決まった場所で使うことが多く、落下もしにくいです。しかしクラウドPOSレジはタブレットやスマートフォンを利用するため、その軽量・小型ゆえに落下しやすいのです。その衝撃で壊れてしまうことがあるというのがデメリットと言えるでしょう。

クラウドPOSレジを初導入するならここ!おすすめ4社を比較・紹介!

前の章ではクラウドPOSレジのメリットについて解説しました。安価に導入でき、従来のレジより軽く小さくなり、簡単に使えて、データの分析までもしてくれるならぜひ導入したいところですね。

現在、クラウドPOSレジを提供している会社は数多くあります。しかし、その中から自分に合うサービスを選ぶのは大変ですよね。

そこで、この章では厳選したクラウドPOSレジを提供する会社の中でもおすすめの4社を紹介します。

まず、クラウドPOSレジ4社を比較!

まずはおすすめのクラウドPOSレジ4社を比較した表をご覧ください。

 

サービス名AirREGIユビレジスマレジSquarePOS
導入費用無料無料無料無料
利用料金0円0円〜0円〜売り上げの3.25%〜3.95%
対応OSiOSiOSiOSiOS、Android

どのクラウドPOSレジも導入は無料です。レシートプリンタやキャッシュドロワーなどの周辺機器は買い取る必要がありますが、端末代を抜いて15万円ほど。従来のPOSレジと比べてもかなり安いと言えます。

表で見るとどのサービスも大きな差はありませんが、それぞれのサービス毎に特徴は異なります。一つづつ見ていきましょう。

おすすめのクラウドPOSレジ①AirREGI(エアレジ)

スクリーンショット 2018-08-07 17.45.33

https://airregi.jp/

最初にご紹介するのは、リクルートライフスタイルが運営する「AirREGI(エアレジ)」。

AirREGIの特徴は、基本的なレジ機能や予約管理、座席管理などを全て無料で利用できることです。使える端末はiPadやiPhoneなど、iOSが入ったアップル製品のみ。

もちろんデメリットもあります。AirREGIは注文機能がついておらず、飲食店で端末を使って注文を受けることができません。また在庫管理機能はついておりますが、あまり充実していないため小規模店舗であれば利用できそう。

周辺機器の料金も、他のサービスに比べて変わりません。そのため、とにかく安価にクラウドPOSレジを導入したい人向けなのがこのAirREGIです。

おすすめのクラウドPOSレジ②ユビレジ

スクリーンショット 2018-08-07 17.46.27

https://ubiregi.com/

株式会社ユビレジが提供する「ユビレジ」もAirREGIと同様に導入は無料で、基本的なレジ機能や売り上げデータの表示、カード決済サービスとの連携は無料です。周辺機器は有料で、使用可能端末はアップル製品のみ。

無料プラン以外にも「プレミアムプラン(月額5,600円)」「飲食店向けプラン(月額9,300円)」「小売店向けプラン(月額9,300円)」「カスタマイズプラン(機能によって料金が変化する)」があり、どんなタイプの店舗でも柔軟に対応できるのがユビレジの特徴です。

またiPadを持っていなくても、周辺機器を含めてレンタルすることができます。そのほか、イベント時のみ使いたいという人向けに短期レンタルプランも利用可能です。

おすすめのクラウドPOSレジ③スマレジ

スクリーンショット 2018-08-07 17.47.15

https://smaregi.jp/

「スマレジ」は株式会社プラグラムが提供するクラウドPOSレジ。スマレジもこれまで紹介したサービスと同様に、導入は無料、無料プランあり、対応端末はiOSが入ったアップル製品です。

無料プラン以外にも業態や要望によってプランを選択することができます。他のサービスにはないメリットは、有料プランであれば複数店舗の管理ができることです。他の店舗の売り上げ状況もまとめて確認できるのは、お店を複数出している人からすればありがたいですね。

また売り上げの分析機能が優れており、免税販売やセット販売などの複雑な販売にも対応可能。そのためスマレジは百貨店や大型店舗での導入が多いようです。アカウント作成から30日間は、全てのプランの機能を使用できるということもスマレジの大きなポイント。

おすすめのクラウドPOSレジ④SquarePOS

スクリーンショット 2018-08-07 17.47.48

https://squareup.com/jp/ja/software/point-of-sale

「SquarePOS」はtwitterの創業者が開発し、アメリカのSquareという会社が運営するクラウドPOSレジ。こちらはiOSとAndroidに対応しています。

SquarePOSの料金体系は他と違って、導入も利用も無料の代わりに、手数料として売り上げの3.25%〜3.95%を支払います。周辺機器は別途購入が必要ですが、カードリーダーの代金はキャッシュバックされます。

またSquareの大きな特徴はクレジットカード決済の入金スピード。クレジットカードで決済をすると、通常では入金まで時間がかかります。しかしSquarePOSは最短で翌営業日には入金可能です。クレジットカード決済ばかりで現金が足りなくなってしまうのを防いでくれます。

クラウドPOSレジを導入するなら知っておきたい「軽減税率対策補助金」

前の章では、おすすめのクラウドPOSレジ4社を比較・紹介しました。

しかし「安価にPOSレジが使えるようになったのはわかったけど、周辺機器の導入費用が出せないなぁ…」と思っている人もいるのではないでしょうか。

そんな人にぜひ知っておいてほしいのが「軽減税率対策補助金」です。

POSレジ導入に使える「軽減税率対策補助金」

この補助金は、消費税が8%から10%に増税されるにあたり作られたものです。その際に特定の品目の税率が軽減されるようになり(これを軽減税率といいます)、複数の税率に対応したレジが必要になります。

そこで国は、複数税率に対応したレジへの交換の補助金を出す制度を作りました。それがこの「軽減税率対策補助金」です。

この補助金を受ければ、タブレットやスマートフォンなどの端末の購入金額が1/2、その他の周辺機器は1/3が補助金として支給されます。

補助金を受け取るには特定のレジに交換する必要がありますが、この記事で紹介したクラウドPOSレジはどれも補助金対象のサービスです。しかし補助金を受け取るには他にも条件があります。

その条件とは「飲食店または小売店であること」「中小企業者・小規模事業者であること」「軽減税率(8%)対象の商品を扱っていること」「現在、複数税率に対応したレジを持っていないこと」の4つ。この全てに当てはまれば軽減税率対策補助金を受け取る対象になります。

中小企業者・小規模事業者とは、資本金が5千万円以下、または従業員が100人以下の企業を指します。

軽減税率対象商品は、「飲食料品」「テイクアウトや宅配」「週2回以上発行される新聞」です。つまり飲食店であればテイクアウトや出前に対応していること、また小売店であれば酒類以外の飲食料品を販売していれば対象になります。

また補助金を受けるには2019年9月30日までに新しいレジを導入し、2019年12月16日までに申請が必要です。そのほかにも提出書類などが必要なので、よく確認しましょう。

クラウドPOSレジを導入して会計・管理を便利にしよう

この記事では、おすすめのクラウドPOSレジを比較・紹介しました。

この記事で紹介したサービスは、どれも導入無料・利用開始も無料で使うことができるものです。実際にどのサービスも利用者がかなり多く、初めて導入するのであればこの記事で紹介した4つのうちのどれかがいいでしょう。

周辺機器は買取が必要ですが、軽減税率対策補助金を使うことができればさらに安価に導入ができます。もし当てはまるのであればぜひ申請してくださいね。

安価に導入できて、便利で、小型・軽量で、売り上げデータの分析ができて、簡単に使えるクラウドPOSレジ。ぜひ導入をおすすめします。